テガタチドリ−手形千鳥
 Gymnadenia conopsea
 2017.7.10(弥陀ヶ原-1900m)、2010.7.18(池の平湿原-2000m)、2009.7.16(八方尾根-1900m)


 ラン科の高山植物はなかなか美しい。テガタチドリは、ハクサンチドリノビネチドリと並んで、赤いラン科の花の代表である。初めて見たのは立山だったが、その後、八方尾根や池の平湿原でも出会った。いずれも、1900mの高山である。背の高いものは50cmにもなって沢山の花を塔状に付ける。テガタの由来は花の形かと思っていたら、地中の多肉根が手の形をしているためであるらしい。葉は互生し、ラン類特有のやや広い線形をしている。花は非対称で3中裂した唇弁を持ち、距は長く垂れる。花期は7-8月である。
 学名は Gymnadenia conopseaで、ラン科テガタチドリ属の多年草である。北海道および中部地方以北の深山、高山に生える。別名をチドリソウとも言う。

弥陀ヶ原のテガタチドリ(2017.7.10)



 花は長い距を持つ


 花は両翼を拡げて飛ぶ千鳥のよう


池の平のテガタチドリ(2010.7.18)


 花が沢山付いて膨れている


八方尾根のテガタチドリ(2009.7.16)


 木陰に育って、背を伸ばしている


草花のリストへ戻る