ザイフリボク−采振り木 (1998.4.12、2005.4.11(野坂さん)、2005.12(よしゆきさん)、2013.4.15)
 Amelanchier asiatica


 最初は花の形からザイフリボクと思っていた木が、実はアメリカザイフリボクである事が最近分かってきた。恐らくポイントは、アメリカザイフリボクの方が葉の展開が遅く、幹が白っぽいことだと思われる。最初に老人ホームで見付けた木はアメリカザイフリボクの可能性が高いが、最近見に行くと既に切り倒されていた。京都府立植物園で見たザイフリボクは間違いがないだろう。
 野坂さんが山田池公園で写した写真を送って下さった。こちらのザイフリボクはとても元気がよい。花が密集して咲いており、昨年の実がまだ枝先に残っている。
 高さは10m止まりの落葉小高木で、東北以南の山地に自生する。4-5月に白い花を一杯に付ける。細い5弁の花弁は平開し、萼は反り返っている。
 学名はAmelanchier asiaticaで、バラ科ザイフリボク属である。別名シデザクラと呼ばれる。
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 山野草展があるというので万博記念公園の日本庭園に出かけて、桜に混じって白い花があちこちに咲いているのを見つけた。近づいてみると「ザイフリボク」と書かれていた。バラ科とは思えない細い花弁であるが、ちゃんと5枚の花弁が揃っている。木に一面に咲くので遠目にもよく見える。(1998.4.12)
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 よしゆきさんから、ザイフリボクの綺麗な実の写真を送っていただいた。梅本さんが同定された由である。下から2段目の写真である。(2005.12)



京都府立植物園の生態園で(2013.4)



 幹の樹皮


山田池公園のザイフリボク−野坂さん撮影



よしゆきさん撮影の、紫の美しい実の写真(2005.12)


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