シナヒイラギ (1999.4.25)
 Ilex cornuta Lindl.


 別名をヒイラギモドキという。ヒイラギのようなトゲが葉の2カ所程度あるものや、 全く退化したものがある。4−6月に小さな黄緑色の花を付ける。 雄花では雌しべが退化しているが(組み込み写真)、雌花では立派な雌しべがある。 雌雄異株。秋には実が赤く熟し、chinese hollyと呼ばれる。
 学名はIlex cornuta Lindl.で、モチノキ科ヒイラギ属である。 cornutaはツノの形をしたの意味。京大農学部植物園で雌花を写す。 雄株は京都府立植物園のクスノキ並木の北にある。



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