サルナシ−猿梨 (2000.5(加藤さん)、2007.10(橋口さん))
 Actinidia arguta


 加藤さんが小石川植物園のサルナシの写真を送って下さった。
 蔓性の植物で山地に生えて木に絡み、ジャングルのような様子になることが多い。赤みを帯びた蔓はなかなか強靱である。5月頃にうつむき加減の花を付ける。晩秋にかけて熟した果実はキーウイのようでおいしい。この写真は雄花であるが、よしゆきさんに送っていただいた雌花の写真が、コクワのページに載っている。
 学名はActinidia argutaで、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性の木である。日本全土の山地で見られる。別名をコクワという。
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 橋口さんは、サルナシの干した実を土産物屋さんで買ったことがあると、次のようなメールと写真(下段の2枚)を送って下さった。
 「...水上温泉の道の駅(水紀行館)の売店で 「コクワ(さるなし)のドライフルーツ」(…と実際に書いてあったノデス)を求め今も登山に持参している....。とっても甘酸っぱく 美味しく 疲れが吹き飛んで元気が出ます 多少イガラッポイですがね。...マタタビの仲間だとか これも種が多いですね 大きさは2〜3センチ (写真に)コインを置くのを忘れました。」 

加藤さんが写されたサルナシの花



橋口さんが写されたサルナシのドライフルーツ



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