オオヤマレンゲ−大山蓮華 (2000.5.27、2006.7.18(橋口さん))


 モクレン科の花の中では比較的小さいが、人気のあるのはオオヤマレンゲである。里ではなかなか見られず、山などで見かけると大喜びである。「ミヤマレンゲ」とも呼ばれる。庭木としては園芸品種で八重咲きの「ミチコレンゲ」や、上を向いて咲く「ウケザキオオヤマレンゲ」(ホオノキとオオヤマレンゲの交配種)がよく植えられる。
 5−7月に10cm近い花を付け、俯いて咲く(4枚目のの写真のものは無理に上を向かせている)。雄しべは紅色で多数ある。こちらのページにも写真があります。
 学名はMagnolia sieboldiiで、モクレン科モクレン属である。
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 橋口さんは登山愛好家である。北アルプス常念岳の登山口である一の沢で観たオオヤマレンゲの写真を送っていただきました。(2006.8.1)
 橋口さんは、さらに、上松宿で珍しいものを見付けてられました。以下はメールの一節です。(2008.3.30)
 先日 「中山道六十九次」の木曽路の宿場 「上松宿」での事です 各市町村で下水のマンホールが それぞれ デザインを違えているのはご存知でしょうが 「上松宿」のある木曽町は 町の花が「オオヤマレンゲ」なのだそうです 犬の散歩をしていた私くらいの年齢の男性に聞いてみたら教えてくださいました 私も「これは オオヤマレンゲですか」とあまり期待せずに尋ねたのですが その方も少し驚きつつ教えてくださいました 良く知っているなあ…と思ったら 森林インストラクターをされている方でした ちょっと ビックリしました。(3枚目の写真です)

橋口さんが常念岳一の沢で撮られたオオヤマレンゲ(2006.7.18)



橋口さんが上松宿で撮られたマンホールの蓋の写真。列車は、赤沢自然休養林の森林鉄道である。(2008.3.30)


京都府立植物園の生態園で撮ったオオヤマレンゲ(2000.5.27)




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