ニワトコ−実 (2003.5.28)
 Sambucus sieboldiana


 ニワトコは花よりも実が印象的な木である。まだ夏になる前から、真っ赤な実が枝に固まって付く。春のゴツゴツしたブロッコリーのような花よりも、緑の葉に赤い実が鮮やかなこの季節のニワトコが、想い出に残る。
 若芽を山菜として食べることがあるが、有毒成分を含むので食べ過ぎると良くない。日本全土の山野に生える落葉低木である。実が黄色のものをキミノニワトコという。
 学名はSambucus sieboldianaで、スイカズラ科ニワトコ属である。別名をセッコツボクという。





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