ムラサキシキブ−秋 (2000.10.13)
 Callicarpa japonica


 6月に可愛い紫の花を付けたムラサキシキブの実が、10月に入って、色付き始めている
 ムラサキシキブとコムラサキは区別が付きにくいが、コムラサキの方が 実が密について美しい。最近庭木として植えられるものはほとんどが コムラサキである。ムラサキシキブは写真のように、実も小さくまばらであるが、 目立たず、寂しげで情緒がある。
 ムラサキシキブの葉は、先端が細く伸びて特徴がある。最初に見たときには その形が印象的で名前を覚えた。幹が強く、柄杓などの柄や杖に用いられる。
 学名はCallicarpa japonicaで、クマツヅラ科ムラサキシキブ属である。

色づき始めた10月の実



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