ムクロジ(無患子)−冬の実 (2006.1.20、村松さん)
 Sapindus mukorossi


 冬になってすっかり木の葉が落ちたあとに、ビッシリと実の残る木がある。サンシュウ、センダン、イイギリなどが典型である。その一つにムクロジがある。ムクロジの黄色い実が残る様子は、センダンに似ていて見間違うことが多い。
 1月に多聞寺を訪ねられた村松さん達も、最初センダンと思って居られたが、有名な「多聞寺のムクロジ」にも同じ実がなっていたので、ムクロジの実と解ったそうである。その実を拾って、早速サポニン石鹸の実験をするところなどは、いかにも化学を学んだ人という感じがする。ムクロジの果皮の石鹸作用についてはトピックスに詳しい記述をしてある。
 6月の花秋の紅葉も各々掲載してある。
 学名はSapindus mukorossiで、ムクロジ科ムクロジ属である。



埼玉県の天然記念物になっている「多聞寺のムクロジ」


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