イズセンリョウ−伊豆千両 (2008.11、2009.5.6、橋口さん)
 Maesa japonica


 連休もあちこちを巡られる橋口さんである。今回は室生寺に出かけてシャクナゲを楽しんでこられたようである。そこでイズセンリョウの花を見付けて送っていただいた。2ヶ月前に沖縄の中島さんからシマイズセンリョウを送っていただいたところなので、比べてみると違いがよく分かる。
 シマイズセンリョウより花が大きく、黄白色で5mmほどの釣り鐘状である。咲く時期は5月で、3-4月に咲くシマイズセンリョウよりも遅い。雌雄異株で、秋になると雌木には5mmほどの球形の果実が沢山付く。葉は互生で縁には波状の荒い鋸歯がある。。
 学名はMaesa japonicaで、ヤブコウジ科イズセンリョウ属の常緑低木である。茨城県以西に分布する。

5月の花




  蕾


11月の実


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