3月に行った台北の植物園でフイリハクチョウゲが綺麗に咲いていた。ハクチョウゲは日本では沖縄に自生するが、本州各地でも植栽される。よく分枝し、生け垣に適している。本州では5−7月が花期の中心時期であるが、11月頃まではチラホラと咲き続ける。八重や斑入りの園芸品種もよく見かける。よく見る園芸品種にダンチョウゲがある。ダンチョウゲと比べるとハクチョウゲは枝が広がり、枝垂れる場合もあるようだ。 学名は、Serissa japonicaでアカネ科ハクチョウゲ属の常緑低木である。沖縄、台湾、中国、インドシナに分布する。 |