ハクチョウゲの園芸品種にダンチョウゲがある。どちらも生け垣などに使われ区別しづらいが、大阪市大植物園には両方が植えてあってその差がよく分かる。ダンチョウゲの方が背が低くて細い幹がまっすぐに伸び、葉も細かい。葉の色も濃い緑で、花もやや小さいように思われる。 ハクチョウゲと同じように、5−7月が花期の中心時期であるが、11月頃まではチラホラと咲き続ける。よく分枝し葉が密に付くので、生け垣に適している。 学名は、Serissa japonica var. orassiramea Makinoでアカネ科ハクチョウゲ属の常緑低木である。 |