アメリカチシャノキ (2004.9.3 沖縄県亜熱帯植物園)
 Cordia sebestana


 比較的小さな花だが、明るい赤色が眼に飛び込んでくる。いかにも熱帯・亜熱帯の花で沖縄の植物園にピッタリである。ただし沖縄には自生せず、中米。南米のカリブ海沿岸が原産地である。
 チシャノキと同じムラサキ科に属するが、こちらはチシャノキ属ではなくカキバチシャノキ属である。その葉は確かにに似ているが、柿の葉の方が光沢があり厚い。ただ、柿の葉もアメリカチシャノキの葉も全縁であるのに対して、チシャノキの葉には浅い鋸歯がある。
 学名はCordia sebestanaで、ムラサキ科カキバチシャノキ属の落葉中高木である。中部アメリカ、南米北部の原産。

真っ赤な花





葉と幹



全体


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