東京のヒトツバタゴ (2001.7(金子さん)、2007.5(杉之原さん))


 「ナンジャモンジャの木」としてよく知られている「ヒトツバタゴ」は、5月に雪のような白い花を一杯に付けるので、学名にも「雪−(Chio-)」の文字が入っている。この木は日本での自生地が愛知・岐阜・対馬に局限されており、絶滅保護種になっていることでも知られている。自生地での写真は、襖絵師の伊東さんから頂いた写真を掲載してあるのでご覧下さい。

 では、東京ではヒトツバタゴの木はどこで見られるのだろうか。

 川崎の金子さんが調べられた貴重なデータがあるのでご紹介しましょう。
  ・明治神宮外苑の絵画館の横−2代目「六道木」と呼ばれている名木
  ・JR御徒町駅の近くにある御徒町公園の木−上記の木と兄弟木
  ・千葉県柏市の「モラロジー研究所」に2本−JR常磐線の南柏駅からバス15分
 このほかにも、東大本郷の時計台の南側に大きな木があり、5月には真っ白な花を付ける。
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 金子さんは他の場所でもこれらの木を紹介されているので、ダブル事を心配しておられましたが、「木々の移ろい」を訪問される方々にも貴重な情報と思い、あえて載せさせていただきました。
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 高校同窓の杉之原さんから、御徒町公園のナンジャモンジャの満開の写真が届きました。朝日新聞に載っていたのを見て出かけられたそうです。2,3番目の写真です。良いタイミングで、本当に雪が積もったように見えます。(2007.5.4)

明治神宮外苑の「2代目六道木」と呼ばれる名木(金子さん撮影)


御徒町公園のヒトツバタゴ−杉之原さん撮影(2007.5.4)



御徒町公園のヒトツバタゴ(金子さん撮影)            柏のモラロジー研究所の木−1(金子さん撮影)


柏のモラロジー研究所の木−2(金子さん撮影)


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