植物園で自然教室や観察会の講師をしておられる梅本さんは、
珍しい木の写真を届けて下さいます。今回のヨコグラノキは、
なかなかお目にかかれません。
東京都内では「林試の森公園」(かつての林業試験場跡地)
にしかなく、梅本さんはそこで写されたと言うことです。 *************************************************************** 和名 : ヨコグラノキ (別名 : エイノキ) 学名 : Berchemia berchemiaefolia 分布 : 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国中部 科名 : クロウメモドキ科 国内では、稀な種類の落葉高木の1つです。 和名の由来は、高知県、越知町、横倉山で最初に発見 された事から来ています。 葉は長楕円形で、両面、葉柄ともに無毛。葉縁部は全縁。 薄い紙質を呈します。葉裏は、緑白色で鮮やかです。 果実は、長楕円形で、最初は画像の様に黄色ですが、 後に熟す事で、暗赤色となります。 また、画像の様に、樹皮はコルク層が発達しています。 *************************************************************** なお、花は淡緑色で6月に咲くということです。 |