サラサウツギ−更紗空木 (2004.5.15、2005.5.24(門野さん))
 Deutzia crenata f. plena


 ウツギの八重のものは、サラサウツギあるいはヤエウツギと呼ばれている。花の外側は紅紫色だが、中は白い。高槻市の門野さんから満開のサラサウツギの写真が届いた。以下は頂いたメールの一節である。
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 市内城東町の府営団地の庭にサラサウツギが一株綺麗に咲いていました。...ちなみに、卯の花は高槻市民の花に指定されています。
 高槻市広報の説明
史跡「玉川の里」は古来摂津の玉川として、天下の六玉川の一つとして数えられ、うのはなや月の名所として平安時代から歌枕にもなっている。
 芭蕉「卯の花や 暗き柳の およびごし」
の句碑がある。
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 学名はDeutzia crenata Sieb. et Zucc. f. plenaで、ユキノシタ科ウツギ属である。栽培種であったらしいが、今は野生化し、日本全土で見られる。

門野さん撮影のサラサウツギ





外も白いサラサウツギ。京大理学部植物園(2005.5.15)



サラサウツギの蕾。市大附属植物園(2004.5.28)





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