コツクバネウツギ−小衝羽根空木 (2005.5.13、2015.5.26)
 Abelia serrata


 コツクバネウツギは、ツクバネ(衝羽根)になる萼の数が2個であるので、5個のツクバネウツギと区別できる。しかし、同種の中での変異が多く、花の色、葉の形や大きさがまちまちで特定が難しい。ここでは特に黄色の濃いものを「キバナツクバネウツギ」、白が強いものを「コツクバネウツギ」とした。
 京都府立植物園で写したもの(最初の2枚)は、葉も細く花も優しい感じで薄黄色である。これに対して、えびの高原で写したものは、結構な大きさの木であり、葉もやや大きい。花も少し厳つい感じがある。
 学名はAbelia serrataで、スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木である。中部地方以西に分布する。

京都府立植物園で写す(2005.5)



以下は宮崎県のえびの高原で写す(2015.5)




  結構大きな木に育っている



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