ツツジ科の木で、まだ載せていない典型的な木を探していたら「ウスノキ」が見つかった。京都府立植物園で二度写している。生態園内にある。説明板に別名「カクミノスノキ」とあった。スノキの実は丸いが、ウスノキの実には角張った稜が付いている。実の先端部分が平たく凹んでいることから「臼の木」と呼ばれるようになった。花の中を覗いてみると、雌しべの下が既に5稜になっていて、実の形が出来始めている。秋には是非写しに来たいものだ。 日本全土に分布し、学名はVaccinium hirtumで、ツツジ科スノキ属の落葉低木である。 |