ウスギモクセイ−薄黄木犀 (1999.10.9、2001.3(梅本さん)、2007.3(杉之原さん))
 Osmanthus fragrans var. thunbergii


 モクセイと呼ばれているものに5つほど種類がある。最も多いのが、キンモクセイであるが、ギンモクセイ、ウスギモクセイ、シマモクセイそして、ヒイラギモクセイがある。
 いずれも10月に花を付けるが、キンモクセイは橙黄色、ウスギモクセイはごく薄い黄色、ギンモクセイ、シマモクセイ、ヒイラギモクセイは白である。葉は、ヒイラギモクセイには鋸歯があるが、他のものはほとんど全縁である(わずかに鋸歯が残っているものもある)。樹皮はヒイラギモクセイ以外は灰褐色で、高さ3−10mになる。他のモクセイと異なり、ウスギモクセイは雌木も日本に移入されており、時々実を見かけることがある。
 写真のウスギモクセイは、京大北部食堂の東側と農学部植物園の入り口に植えられている。どちらかというと関西に多く見かけられるようである。
   学名はOsmanthus fragrans var. thunbergii。モクセイ科モクセイ属で中国・インド原産。
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 ウスギモクセイの実を梅本さんから送っていただいた。(2001.3)
 級友の杉之原さんから、「キンモクセイの実」と言う写真を送っていただいて、心ときめかせていたが、秋になり、残念ながらウスギモクセイであることが判明した。(2007.9)



3月のウスギモクセイの実(梅本さん)


ウスギモクセイの実(杉之原さん、2007.3)


ウスギモクセイの花(杉之原さん、2007.9)


10m近いウスギモクセイの木(杉之原さん、2007.9)


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