ツリバナ (1999.10.26)
 Euonymus oxyphyllus


 ツリバナの種がはじける時期に綺麗な写真を写すことが出来ず、いつも、もぬけの殻を写すことになる。
 ニシキギ、マユミ、マサキ等と同じ仲間で、秋に種のはじける風情に情緒がある。高さ数mの落葉低木で、5−6月に葉柄から長い柄を出して花を付ける。花はニシキギ科特有の色で、雄しべ・雌しべは小さい。10月になると実が赤くなり、これがはじけると朱色の仮種皮に包まれた種子が現れる。
 学名はEuonymus oxyphyllusで、ニシキギ科ニシキギ属である。京大農学部植物園で写す。

もぬけの殻のツリバナの果実。10月


9月の実



8月の実


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