実を見るまでは、何故「ツノハシバミ」と呼ぶのか解らなかった。2つ目の写真は
3つの立派な「ツノ」を持った実である。 カバノキ科特有の懸垂花序を付ける木の一つである。垂れ下がるのは雄花で、 雌花は枝先や雄花の上部に付く。2月は、まだ花が堅く、垂れ下がっていないが、 花粉を飛ばす頃には、雄花は立派な懸垂花序となる。 花期は3−4月である。 学名はCorylus sieboldianaで、カバノキ科ハシバミ属である。 *************************************************** 岩手県の萬さんから、ツノハシバミの夏の姿を送っていただいた。早くも立派な角が育っているほか、葉の様子もよく分かる。萬さんはこの実を採取しようとして痛い目にあったと次のように言っておられます。「実を採取してみたのですが、表面にある微細なとげが手に刺さりしびれるような痛みが数日続きました。」。皆さん、どうぞご注意のほど。 なお、萬さんは木々の盆栽作りの名手で、その写真を次のページに紹介しておられます。http://www2.odn.ne.jp/bonsai-yorozu/ |