トベラ−初冬 (1999.12.5)
 Pittosporum tobira


 ちょっと見るとシャリンバイを大きくしたような常緑の灌木である。 こちらも葉が厚く、乾燥に強そうである。しばしば反り返って巻いた形になっている。 4−6月に匂いのする花をかためて付ける。最初は白いが、すぐに黄色く変色する。 雌雄異株で、写真の花は雌花である。果実は10-15mmの大きさで、 3つに裂けて真っ赤な種子を見せる。
 学名はPittosporum tobiraで、トベラ科トベラ属である。Pittosporumは 種が樹脂で覆われていることを意味する。トベラの赤い種子は 粘りけのある樹脂で覆われている。


5月の花


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