「タマゴノキ」を検索していて、2つの果樹がこのように呼ばれていることが解った。オトギリソウ科のタマゴノキと、ウルシ科のタヒチモンビンである。どちらも卵大の実を付け、秋には熟して黄色くなり食用に出来るが、前者は丸く、後者は縦長である。また、タヒチモンビンの方は繊維が多くて食べにくいと言うことである。 タヒチモンビンは、沖縄の海洋博跡地にある亜熱帯植物園の熱帯ドリーム館で写した。盛夏の頃に、大きな円錐花序に白い花を付けるそうである。 学名はSpondias dulcis Parkinsonで、ウルシ科ボンディアス属である。マレー半島、ポリネシア原産の高木で、別名をタマゴノキという。英名はGolden apple, Hog plum。 |