京都植物園の北口を入ると大きな噴水がある。急にザーッと水が噴き出すので
ビックリすることがある。この噴水の南西側の緑地帯にシロウメモドキの木がある。
昨年の秋に素敵な白い実を付けていたので、今年は花をねらっていた。
白い小さな花なので、危うく見逃すところだったが、なんとかカメラに収めることが
出来た。 ウメモドキに比べると、花も実も白い。6月に小さな花を付ける。雌雄異株で 写真のものは雌株である。山地で見られるが、最近は公園などに植えられている。 学名はIlex serrata f. leucocarpaで、モチノキ科モチノキ属である。leucocarpaはラテン語で「白い実」の意味。 ***************************************************** 学名を永らく間違ってIlex serrata f. xanthocarpaと記述していたが、兵庫県フラワーセンター 花の相談所の山田さんに間違いを指摘していただいた。xanthocarpaは「黄色い実」の意味であるから、キミノウメモドキを指す。 |