シナノキ−科の木 (2003.6.1)
 Tilia japonica


 以前に大阪市大植物園で写し損なったシナノキが、豊中の都市緑化植物園にあった。適当な高さで、6月はじめに訪れると丁度咲き始めたところである。ボダイジュに比べて、花が白く可愛げがあり、香りも良い。とても気に入って、満足して帰ってきた。
 花は6−7月に咲き、菩提樹と同じように花序の柄に葉状の苞を付けている。鋸歯を持つ丸い葉は先端が急に狭くなって、まるで、しっぽが付いているようである。
 学名はTilia japonicaで、シナノキ科シナノキ属である。落葉高木で日本全土で見られる。




シナノキの葉の裏側                                 5月の蕾



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