シーボルトノキ−Sieboltの木 (2004.11.23)
 Rhamnus utilis


 神戸市立森林植物園に「シーボルトの木」がある。この木は、牧野博士が長崎出島のシーボルトの居宅で見付けてRhamnus sieboldiana Makinoと命名したが、その後、中国原産で既にRhamnus utilisと名付けられていることが解った。日本に自生するクロウメモドキ(Rhamnus japonica var. decipiens)と比べると、やや葉が大型である。
 雌雄異株の落葉低木で、枝先は棘のようになっている。4-5月に淡黄緑色の小さな花を付け、秋には5-8mmの沢山の黒い実となる。
 学名はRhamnus utilisで、クロウメモドキ科クロウメモドキ属である。



やや黒く紅葉?した葉



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