瓢ヶ岳の植物に詳しいYMTさんからシキミの実の写真を送っていただいた。シキミの花はあちこちで見かけるが、まだ実を写す機会がなかったので、大喜びで掲載させていただいた。以下はYMTさんからのメールです。 ************************************** 瓢ヶ岳にも登山口付近にシキミがありますが、花を見つけることができても実を見つけることはできません。すべての木が実をつけるわけではないようです。 私の家には、園芸店で買った木が3本(地植え1本・鉢植え2本)有りますが、そのうちの1鉢が実をつけましたので、写真を送ります。それにしても3本の木の性格・特徴が微妙に違う気がするシキミです。3本はすべて違う店で買いました。 種子は刮ハからむりやり取り出しました。一番長いところで約8mmです。まだ完全な種子にはなっていないと思います。 ************************************ シキミの花期は3−4月で、白−淡黄色のやや大きな花を付ける。刮ハは9−10月に熟して裂ける。種子は赤くて美味しそうであるが、有毒なので注意が必要である。 学名はIllicium religiosumで、モクレン科シキミ属である。 |