センペルセコイア−イチイモドキ (2000.2.5)
 Sequoia sempervirens


 アメリカ西海岸に沿ってセコイアの森が見られ、セコイア国立公園の巨木群は有名である。子供の頃、自動車がくぐれたというトンネルツリーの写真を見て、 一度は実物を訪ねたいと思っていたが、行ったときには残念ながらもう倒木となっていた。今も、世界一高い木はカリフォルニアにあるセコイアで、112mと言われる。 残念ながら、日本では植物園でしかセコイアを見ることは出来ない。写真は大阪市立大学植物園で写したものである。
 メタセコイアは落葉樹であるが、セコイアは常緑である。雄花は黄色で葉の先端に付き、2−4月に開花する。雌花は緑色で、2cm程の球果になり、秋には褐色に変わる。
 学名は、Sequoia sempervirensでスギ科セコイア属である。日本名はイチイモドキあるいはセコイアメスギと呼ばれている。類似の木でセコイアオスギ(Sequoiadendron giganteum) と呼ばれるものは、葉の開きが扁平でなく、スギに似ている。これもカリフォルニア原産である。







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