センリョウ−千両 (1999.1.4)
　Chloranthus glaber

お正月の木の実である。「マンリョウ(万両)」より一桁少ないが、実が上を向いて付いているので、目出度いことに使われるのであろう。高さ1ｍ以下の常緑小低木で、茎は節の所が膨らんでいる。６月頃目立たぬ黄色の花を付け、実は熟すと赤色になる。黄色い実の成るものをキノミセンリョウと呼ぶ。 　学名は、Chloranthus glaberで、センリョウ科センリョウ属である。本州の東海以西の林間に分布する。ちなみにマンリョウはヤブコウジ科ヤブコウジ属で全く異なる。

センリョウの花--花には花被がなく、子房の横に黄色の雄しべが１つだけ付く

キノミセンリョウ

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