ブエノスアイレスを案内していただいた現地コンダクターの大野さんは、植物に詳しい方で、セイボ(Seibo)がアルゼンチンの国花であることを教わった。ラパーチョ(ピンクのイッペー)かセイボかどちらを国花にするかの論争があったが、結局セイボが国花に決まったということである。セイボはウルグアイの国花でもある。日本ではアメリカデイゴ(別名:カイコウズ)と呼ばれているので、花の写真を見るまでは同じものだと気付かなかった。 残念ながら花期がまだで、アルゼンチンでの写真を写すことが出来なかったが、以前に日本で写した写真を載せた。日本での花期は6−9月である。アメリカデイゴのページには梅本さんが写された写真と詳しい解説がある。 学名はErythrina crista-galliで、マメ科デイコ属の落葉中高木である。原産地は南米ブラジル、アルゼンチン。日本には江戸時代に渡来した。 |