サンゴジュ (1998.6.10、2004.6.10)
 Viburnum awabuki


 あちこちの公園の境界でよく見る木である。葉が虫食いになっていることが多く、秋の赤い実とともにサンゴジュの特色となっている。普通は5ー6mの高さで剪定されている事が多いが、京大構内ですくすくと10m以上に育った木を見つけた。しかもほとんど葉が食い荒らされていない。今が花の盛りで、周りで虫たちがブンブンうなっていた。
 濃緑色のやや厚手で光沢のある葉と,赤い実がよく似合う。秋も深くなると実は赤から紫に熟してくる。
 学名はViburnum awabukiで、スイカズラ科ガマズミ属の常緑小高木である。南関東以西の沿海地に分布する。






サンゴジュの蕾(2004.6.1)


葉にも花粉が落ちて白くなっている


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