リョウブ−令法 (1999.8.7、2000.7.22、2001.7.14)
 Clethra barbinervis


 ようやくリョウブの白い花を見つけたが、少し遅かったようである。雄しべがかなり傷んでいる。花は先端に向かって順に咲いていき、8月になると、ほとんど先端の花しか残っていない。葉の付き方と、幹に特徴があり、一度おぼえると忘れない。
 京都国際会議場のある宝が池には、池を囲む静かな良い雰囲気の遊歩道がある。池には白鳥・マガモ、そしてカップルの漕ぐボートが浮かび、早朝・夕刻の池の周りでは、時折ジョギングをする人たちに会う。この遊歩道に沿って山側に沢山のリョウブが植えてある。花の少ないこの季節に穂のような白い花を風になびかせている。
 学名はClethra barbinervisで、リョウブ科リョウブ属の落葉喬木である。北海道北部を除く日本全土に分布する。

7月のリョウブの花




6月の蕾 (栗駒高原で写す)


8月のリョウブの花−やや遠景 (西大台ヶ原で写す)



リョウブの綺麗な花を取るタイミングはなかなか難しい



リョウブの葉の表裏、葉柄が赤い



老木では樹皮が剥がれる


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