セイヨウニンジンボク
(1998.6.27)
Vitex agunus-castus
拡大して見ると、まるでカキツバタの一部を見ているような花である。 滅多に見ない花だが、京都府立植物園のアジサイ園の出口で見つけた。
ニンジンボクというのは時々お目にかかる中国産の落葉低木であるが、 その親戚である。穂状に花を出したり、葉が対生の掌状複葉である点は ニンジンボクと同じであるが、葉の切れ込みが大きく形がまちまちである。
学名は、Vitex agunus-castusで、クマツヅラ科ハマゴウ属である。 南ヨーロッパと西アジアに分布する。
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