ニンジンボク
(2002.6.29、2004.7.8)Vitex cannabifolia
ニンジンボク
(2002.6.29、2004.7.8)|
自分がミツバチのように思えてくる。この季節、少なくなっていく花々を求めてあちこちと歩く。花を見つけて近寄ると、そこではもうミツバチ達が、先回りしてブンブンと羽音を立てている。 京都府立植物園の大芝生地の東よりで、ニンジンボクが花盛りである。セイヨウニンジンボクに比べると、花も多く少し大型である。葉は長楕円形で丸みを帯びた鋸歯があり、掌状複葉。7−8月に穂状の花序を出して、沢山の小花を付ける。 学名Vitex cannabifoliaで、クマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。中国原産であるが、日本各地で庭木として栽培される。 |
