ネムノキ−合歓の木 (1998.6.14京都、7.25能勢町)
 Albizia julibrissin


 合歓の木とも書く。西日本各地で見られる。葉は互生し、大型の偶数2回羽状 複葉で、羽片は7−12対、小葉は18−29対ある。夜になると小葉が閉じて 垂れ下がるので「ネムノキ」の名がある。子供の頃、葉に触れると次々と閉じて いく不思議を経験した人は多いだろう。忘れられない葉である。
 6−7月に咲く花もまた印象的である。箒を逆さにしたようなかわいいピンクの 花は可憐である。山陰線が兵庫県の北を通過するときに、車窓から沢山の花を 眺めた記憶がある。
 学名Albizia julibrissinで、マメ科ネムノキ属です。


7月25日大阪府能勢町で写す


京都植物園で−梅雨の雨に打たれる合歓の花


この花の写真は、田中さんからのプレゼントです。好きな花木の一つとして、庭に植えておられるとのことです−これも雨の中ですね。


このネムは5月に万博公園で拾った種がついたものです。
起きているネム 寝ているネム


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