ミヤマホツツジ−深山穂躑躅 (2008.7.28)
 Tripetaleia bracteata


 月山登山は途中から激しい暴風雨となり、予定を変更して山小屋に泊まらざるをえなかったが、それでも幾つかの木々を写した。その一つがミヤマホツツジである。写真を撮ったときにはホツツジと思っていたが、後で写真を見ると花柱が大きく曲がっているので、ミヤマホツツジとわかった。それならもっと沢山撮っておいたのに、と残念だったが後の祭りである。
 花柱の曲がりがホツツジとの見分けの第1ポイントであるが、葉の方もミヤマホツツジの方が先端の尖りが少なく丸みを帯びる。7-8月に花を付け、秋には扁球形の赤い刮ハになる。
 学名はTripetaleia bracteataで、ツツジ科ホツツジ属の落葉小低木である。別名をハコツツジとも言う。中部地方以北と、中国地方の蒜山や大山で見られる。






木々のリストへ戻る