梅本さんは南西諸島の木々にとても詳しい。今回は昨年撮ったモモタマナの写真を送って下さった。 ******************************************************* 和名 : モモタマナ 別名 : コバテイシ (地方名:クハデーシ) 科名 : シクンシ科モモタマナ属 学名 : Terminalia catappa 分布 : 琉球列島、小笠原諸島、東南アジア等 撮影 : 宮古島 (H15.10.17) 梅本浩史 沖縄地方を旅すると、海岸や街路に貴重な「緑陰」を提供してくれる木々に出逢います。其の一つが今回ご紹介する「モモタマナ」です。 本種は、「落葉」或いは「半落葉性」の高木で、ご覧の通り、非常に「枝張り」があります。葉は、枝先に集まって互生し、まるで「日傘」のようにして「日陰」を作ってくれますので、私たち人間は大助かりという訳です。 亦、此の硬そうな種子は「海水」に浮遊して分布を拡げる仕組みになっています。実は食用にもなり、アーモンドに似た風味を持っています。(^-^ 皆さんも、沖縄へ旅行した時には、きっと「モモタマナ」の「木陰」のお世話になることでしょう。 ****************************************************** |