モチノキ−黐の木 (2000.4、梅本さん)


 クロガネモチやトウネズミモチはよく見かけるが、都市では普通のモチノキを 余り見ない。梅本さんが小石川植物園で写真を写して送って下さった。以下は 梅本さんによる解説です
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学名 : Ilex integra Thunb.
モチノキ科 モチノキ属
雌雄異株の常緑高木

  10−11月頃、赤く熟す果実は、鳥が好む故、バードサンクチュアリ等に植栽する と良い樹木の一つです。 樹皮は、染料、鳥もち等に用いられる。画像は、小石川植物園にて撮影しました。 あまりに賑やかな咲き具合ゆえに足をとめて、ご覧になられる方が多かったです。

雌雄異株ですので、画像のものは、雄木の方です^^。花は葉腋部に叢生し、花弁 は4片あります(4弁花)。画像の様に、雄木は葉腋部に数個つけてますが、雌木 は1−2花で、雄しべは退化しています。

葉は、倒卵状楕円形、葉身4−8cm、厚革質で光沢があり、互生葉序です。 尚、種小名の、「integra」は、「全縁の」の意です。その名通り、葉縁部は全縁で す。

分布は、本州、九州、四国、琉球、の暖地に生育し、樹高は、大体5−10m位に なります。モチノキは、庭園木として古来より用いられますが、幹が美しい故、其れ を鑑賞する目的で、植栽される事もある樹木です。(所謂、幹もの。)

面白い話に、庭園木において、「モッコク」が女性的であるのに対し、「モチノキ」 は男性的な印象を持つ樹木だと、よく云われますよ^^。
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                         モチノキの実(11月)


                     小石川植物園のモチノキ


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