アカバナマンサク−赤花満作 (2010.2.21、熊ちゃん)
 Hamamelis japonica var. obtusata f. incarnata


 いつも巨木の写真を送って下さる熊ちゃんから、「季節の木」にとアカバナマンサクの写真が届いた。「栃木県みかも山公園で、アカバナマンサクが咲いていました。」とメールにあった。名の通り真っ赤なマンサクである。よく似た常緑のものにベニバナトキワマンサクがあるが、今回のものは落葉の品種で、マルバマンサク(Hamamelis japonica var. obtusata)の変種であると考えられている。花期もベニバナトキワマンサクより早く、3月初旬には満開となる。葉は丸みを帯びており、上半分に鋸歯がある。
 学名はHamamelis japonica var. obtusata f. incarnataで、マンサク科マンサク属の落葉小高木である。本州−北海道の日本海側に分布する。incarnataは「肉色の」の意味で、赤い色であることを示唆している。

栃木県みかも山公園で写したもの





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