早くもキョウチクトウが咲き始めた。よく小学校の校庭の生け垣として植えられていて、懐かしく想い出される。公害に強いということで、道路に面した、生け垣に使われることも多い。夏の暑い盛りに、長い間、真っ赤な花を咲かせ続け、いかにも生命力を感じさせる。インドが原産で暑さに強いが、寒冷地には育ちにくい。白い品種もあって可憐である。 キョウチクトウ科の花の特徴は、5弁がカザグルマのように捻れていることであり、テイカカズラなどにもその特徴が表れている。 学名はNerium indicumで、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木である。 インドから江戸時代中期に渡来したといわれる。 |