キョウチクトウ−夾竹桃 (1998.6.14、2004.6.18、2005.6.12)
 Nerium indicum


 早くもキョウチクトウが咲き始めた。よく小学校の校庭の生け垣として植えられていて、懐かしく想い出される。公害に強いということで、道路に面した、生け垣に使われることも多い。夏の暑い盛りに、長い間、真っ赤な花を咲かせ続け、いかにも生命力を感じさせる。インドが原産で暑さに強いが、寒冷地には育ちにくい。白い品種もあって可憐である。
 キョウチクトウ科の花の特徴は、5弁がカザグルマのように捻れていることであり、テイカカズラなどにもその特徴が表れている。
 学名はNerium indicumで、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木である。 インドから江戸時代中期に渡来したといわれる。


ピンクのキョウチクトウ(神戸大学の坂の下)


八重のキョウチクトウ




葉の表裏



樹皮


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