クロマツ (2000.1.29)


 日本の海岸線の風景と切り離せないのがマツである。松山・松江・浜松など 海岸に沿った都市が多いが、松本・上松などは内陸にも松の付く町はある。 皇居を初めとして、公園、お寺などには必ず松がある。我が家の庭にも松があって 一番費用のかかる木である。
 アカマツを雌松というのに対して、クロマツは雄松とも呼ばれる。樹皮の黒さ、 葉の大きさや堅さが対照を為しているからであろう。花は4−5月に咲き、 雄花からは風に乗って大量の花粉が飛ぶ。雌花は新しい枝の先端に2個程度付く。 球果は1年半後に成熟し、弾けて松ぼっくりとなる。
 学名は Pinus thunbergiiで、マツ科マツ属である。

1月の花のつぼみ?


4月の満開の花



木々のリストへ戻る