クコ−枹杞 (1999.9.12、2004.9.19(ノルンさん))
 Lycium chinense


 永らくクコを探していたが、ようやく大阪市立大学植物園で見つけた。 花期が8−11月と長いので、比較的お目にかかりやすいはずだが、なかなか 機会に恵まれなかった。
 昔、下宿のおばさんが小さな庭にクコを栽培し、健康と美容に良いといって、 盛んにクコ茶を飲んでいたので、この木には親しみを感じていた。高さ1−2mの 灌木で、茎は集合して根元から生え、枝はシナって枝垂れる。紫の可愛い花の後には 赤い小さな実が出来、食べることもできる。
 学名はLycium chinenseで、ナス科クコ属である。
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 ノルンさんから、新しく買われたディジカメで撮ったクコの写真が届いた。さすがに綺麗に撮れている。地元の河原で撮影されたとのことだ。最上段に載せたものがその写真である。

ノルンさん撮影のクコの写真




クコの実


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