11月に入って、クロガネモチの赤い実が目立つようになってきた。これから
3月頃まで、赤い色を楽しませてくれる。ネズミモチが目立たぬ黒紫の実を付けるのと
対照的である。 花のない2月に赤い色を見たら、クロガネモチ、ナンテン、ピラカンサの どれかの実と思って良い、と言えるほどよく目立つ赤い実を付ける。クロガネモチの 白い小さな花は、5−6月に咲くが見過ごすことが多い。この木の季節は冬と言って よいかもしれない。 樹皮は緑がかった灰白色で20m程度にまで大きくなる。葉は少し厚く全縁である。 雌雄異種である。 学名はIlex rotundaで、モチノキ科モチノキ属である。豊中で撮す。 |