キヅタ−木蔦 (2003.8.31)
 Hedera rhombea


 ミュンヘンには素敵な植物園がある。ミュンヘンの駅からニンフェンブルグ城方面行きのトラムに乗って、お城の2つ向こうの駅である。赤い屋根の小さなcollegeがあり、その前に植物園が拡がっている。水生植物や亜熱帯の植物を集めた温室もなかなか充実している。あまり時間が無く、全部を見ることは出来なかったが、幾つかの花を写すことが出来た。
 石の垣を飾っているのがキヅタである。常緑蔓性の木で、葉に光沢があるので、垣に這わすと綺麗である。このキヅタに丁度花が付いていた。日本では10月になってから花を付けるが、ミュンヘンでは9月初めに早くも花を付けている。小さな実は、翌年の春に黒く熟す。
 学名はHedera rhombeaで、ウコギ科キヅタ属である。





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