シェフレラ(カポック) (2002.6.22、2004.7.25(ちゆきさん))
 Schefflera arboricola


 昨年、近所を散策していて、実がなっているカポックを見つけた。実がなるからには花が咲くはずだと思って家の方に訪ねると、「6月頃に一杯花が咲きますよ」と言うことであった。カポックに花が咲くとは知らなかった。今年は是非見たいと6月を待っていた。半月ほど前に散歩する機会があり、やや遅めで花弁が無くなっている花が多かったが、ようやく写真に撮ることが出来た。
 カポックは、育てやすい観葉植物として、室内にもよくおかれている。植木屋さんでもカポックと呼んでいるが、実はカポックという木は別にあって、この木はシェフレラと呼ぶのが正しい。ヤツデと同じウコギ科の木である。台湾や中国南部が原産地と考えられるが、園芸品種のホンコンシェフレラが最も普及している。
 学名はSchefflera arboricolaで、ウコギ科フカノキ属である。台湾・中国南部の原産。
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 ちなみに、本物のカポックはキワタ科インドワタノキ属の落葉高木である。綿の木と同じように、木の実の中に繊維が入っており、集めて実用に供される。




'ちゆき'さんが伊豆高原で写された、美しいカポックの実。花も一緒に咲いていた。



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