カンボク−肝木 (2000.6、加藤さん)
 Viburnum opulus var. calvescens


 加藤さんの北の実習地での写真である。カンボクは東北・北海道の山地に見られる 落葉低木で、5−7月頃アジサイのように、周囲に装飾花、中央に両性花を付ける。 京都植物園では5月終わりにはもう花が咲き終わって、余りよい写真を撮ることが 出来なかったが、北海道では6月にきれいに咲くようである。 直径8mm程の球果は10月頃に赤く熟す。
 ほとんど装飾花だけになって、丸く咲く品種は、 「手鞠カンボク」と呼ばれる日本原産種で、観賞用に植えられる。
 学名はViburnum opulus var. calvescensで、スイカズラ科ガマズミ属である。





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