カゴノキ−鹿子の木 (1999.10.9、2000.9.15)
 Actinodaphne lancifolia


 木の幹がまだらに剥がれて、白と茶色の鹿子になっているので「鹿子の木」と呼ばれていたが、なまってカゴノキとなった。随分と大きくなる常緑高木で、巨樹のページにも幾つかを紹介している。
 背が高いので、なかなか花にお目にかかれない。市大植物園で低い木を見つけて蕾の頃から楽しみにしていたが、花期の盛りを逃してしまった。今年は夏が長く、開花が遅かったが、通常は8−9月に咲く。雌雄異株である。
 学名は、Actinodaphne lancifoliaで、クスノキ科カゴノキ属である。

花の盛りを逃したので、雄しべがだめになっている。






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