今年は正月から付いていた沈丁花の蕾が,早くも2月末にはすっかり開いて、辺りに良い香りを放つようになった。花は10−20個がまとまって枝先に付き、花弁の内側が白、外側が紫色である。香りがよいので、玄関先やトイレの窓際に植えられる。写真のものは、葉の縁に不規則な白色の覆輪があり、フクリンジンチョウゲ(Daphne odora cv. Marginata)と呼ばれる。 中国原産で日本には室町時代に渡来した。雄株が多く、実は付けない。挿し木で簡単に増やせるが、大きくなったものが突然枯れてしまうことがある。 学名は、Daphne odoraで、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属である。豊中の我家で撮す。 |