イワガサ−岩傘 (2006.4.30)
 Spiraea blumei


 コデマリとよく似ているが、コデマリが中国から渡来したのに対して、イワガサは日本で自生している。花を見るとほとんど区別が付かないが、葉で区別できる。イワガサの葉はコデマリより一般に幅があり、切れ込みが丸みを帯びている。どちらかというと菊の葉に近い感じを受ける。花は4-5月に咲き、シモツケ科特有の長い沢山の雄蕊が花を飾っている。
 学名はSpiraea blumeiで,バラ科シモツケ属の落葉低木である。近畿地方以西の日本、韓国、中国に分布する。庭木や公園の木としてよく用いられる。








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