イヌガシ−犬樫
(2001.3.24)
Neolitsea aciculata
一昨年から目を付けていたイヌガシである。クスノキ科の木は黄色の花が多く、 深紅の花が付くものは珍しい。千葉県以西に分布する常緑小高木で3−4月に花を付け 小さな楕円形の実になるが、晩秋には黒紫色に熟す。雌雄異株で、この木の花は 雌花である。写真では実体が分かりにくいが、花被片は4個よりなる。 葉にも特徴があり、スマートな長い葉に3本の葉脈が綺麗に付いている。
学名はNeolitsea aciculataでクスノキ科シロダモ属である。別名を マツラニッケイという。京都植物園で写した。
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