パリの植物園でハナヒョウタンボクに出会った。葉はヒョウタンボクやスイカズラと違って毛に覆われていない。花は小振りであるが、「ハナヒョウタンボク」というだけあってピンクがかって少しあでやかである。ヒョウタンボクよりやや小さい液果は、8-9月に2つずつ並んで赤く熟し、小さな瓢箪を思わせる。 学名はLonicera maackiiで、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木である。長野県以北で見られる。なお、パリ植物園で見た物は、中国原産で、学名はLonicera maackii Maxim var. podocarpa Franchとなっていた。 |